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ゴミ屋敷・汚部屋

ゴミ屋敷にわく虫の種類とは?害虫によるトラブルと対策を解説!

こんにちは、関西の片付け専門会社・えびす堂の高田です。えびす堂では関西一円でゴミ屋敷・汚部屋の片付けや遺品整理などをおこなっています。

ゴミ屋敷は大量のゴミによる悪臭や住環境の悪化が問題になりますが、問題はそれだけではありません。放置されたゴミに虫がわくことで、健康被害などのトラブルの原因にもなります

「ゴミ屋敷にはどんな虫がいるの?」

「ゴミ屋敷で害虫被害を防ぐ方法が知りたい」

このような疑問を持っている方はたくさんいらっしゃいます。

ゴキブリなどの虫を見ること自体が不快という方も多いでしょう。そこで、本記事ではゴミ屋敷にわく虫の種類や害虫によるトラブルを解説します。害虫の対策方法も解説しますので、ぜひ最後まで読んでください。

ゴミ屋敷にわく8種類の虫

それではまず、ゴミ屋敷にわく代表的な8種類の虫を紹介していきます。それぞれの虫の特徴や危険性なども説明しますので、見覚えのある虫がいないか確認しながら読んでください。

ハエ

ハエやコバエはゴミ屋敷には必ずいるといっていいほどよく見かける虫です。きちんと掃除している普通のご家庭でも夏場などでは見かけることがあるでしょう。

家の中に侵入してくることが多く、特に台所やトイレなどでよく見かける虫です。ハエは小さな虫ですので、窓の隙間や玄関の開け閉めなどの際に簡単に侵入してきます。

腐敗臭や悪臭を好む虫であり、生ゴミがある台所や悪臭のあるトイレなどに発生しやすいのが特徴です。嗅覚が優れており、家の外からでも生ゴミの臭いなどを感知して家屋に侵入してきます。

そして、生ゴミなどをエサにしてそのまま産卵するのですが、卵から成虫になるまでの期間が2週間足らずと短いです。また、1回に50~150個程度の卵を産むため、短期間で大量に発生しやすい虫でもあります

さらに汚い場所を好む虫ですので、ハエの体には病原菌が付着している場合が多く、大腸菌、黄色ブドウ球菌、サルモネラ菌、赤痢菌、腸炎菌など多数の病原菌を運ぶこともあるので、注意が必要です。

ゴキブリ

おそらく虫の中で一番嫌われているであろうゴキブリもゴミ屋敷にはよく出現します。

ゴキブリにも多数の種類がありますが、家の中で見かけることが多いのが「クロゴキブリ」と「チャバネゴキブリ」です。クロゴキブリは名前の通り黒いゴキブリで、一般的にゴキブリと言えばクロゴキブリを指すことが多いでしょう。

チャバネゴキブリは、11~15mmほどの比較的小さなゴキブリです。これらのゴキブリは湿度の高いジメジメした場所を好みます。

また、雑食で生ゴミや食べかす、人間の皮膚や髪の毛、ほこりなどあらゆるものを食べる虫です。そのため、物で溢れかえっていて通気性が悪く、ゴキブリのエサになるゴミが大量に落ちているゴミ屋敷はゴキブリにとって格好の住処だと言えるでしょう

見た目の不快感だけでなく、サルモネラ菌や赤痢菌などの病原菌を運んでくることもあり、さらに糞や死骸がアレルギーの原因となるため人間に害を与える虫です。

チャタテムシ

チャタテムシは1mmほどの小さな茶色の虫です。カビやほこりを好むため、古い本などによく発生します。

もちろん、カビやほこりの多いゴミ屋敷にもチャタテムシが発生することは多いです。形はダニに似ていますが、ダニは肉眼では見ることができません。

そのため、「ダニがたくさんいた」という場合はチャタテムシであることが多いです。チャタテムシがダニのように人間を刺したり、血を吸ったりなど直接的に危害を与えることはほとんどありません。

ただ、粉々になったチャタテムシの死骸を吸い込むことでアレルギーになることがあります。また、小麦粉などをエサにするため、開封した状態の小麦粉などに侵入しアレルギーを引き起こす場合もあり注意が必要です。

さらに、チャタテムシを食べるツメダニは人を刺すことがあり、チャタテムシを放置していると二次的な被害が出ることもあります。

参考:アース製薬公式HP「よくダニと間違えられる?新築にも発生するチャタテムシってどんな虫?

ヒメカツオブシムシ

ヒメカツオブシムシは白と茶色のまだら模様で、体長は2.5mm程度の小さな虫です。名前に「カツオブシ」という言葉がついている通り、鰹節をとても好んで食べます。

ただ、鰹節が無ければ発生しないというわけではありません鰹節以外の乾燥食品もエサにしますし、衣服も食べる害虫です

そのため、床に落ちて乾燥した食べかすや、脱いだまま放置されている衣服などがたくさんあるゴミ屋敷によくわく虫として知られています。クローゼットやタンスにきちんと仕舞われている服でも被害にあうのですから、床に置かれたままの服はヒメカツオブシムシにとっては格好の餌食です。

幼虫の大きさは5mm程度で短い毛で覆われています。尾には槍状毛と呼ばれる長い毛があり、刺激すると毛を広げて威嚇してきますので、触らないようにしてください。

参考:アース製薬公式HP「まだら模様の小さい甲虫、ヒメマルカツオブシムシを見たら注意すべき事。

アオバアリガタハネカクシ(やけど虫)

アオバアリガタハネカクシは体長6~7mm程度の黒とオレンジ色の虫です。通称やけど虫とも呼ばれています。

やけど虫と呼ばれている理由は、触れると火傷した時のように水ぶくれができることがあるからです。アオバアリガタハネカクシはペデリンという有害物質を体内に持っています。

接触により体液が手などにつくと、炎症を起こして火傷のようになってしまうため注意してください。また、万が一目に入った場合は、激しい痛みと結膜炎や角膜潰瘍などの感染症を引き起こす可能性があるため、くれぐれも素手で触ってはいけません。

アオバアリガタハネカクシは田んぼや池、湿原などに生息しています。そのため基本的には屋外で生活しており、家の中で中で見かけることはあまりありません。

ただ、光に集まる習性があるので玄関や部屋の光に寄ってきて、家の中に侵入することがあります。ゴミ屋敷の場合、一度侵入するとアオバアリガタハネカクシのエサであるダニなどが多いうえ、ゴミが散乱しており隠れ場所も多いので繁殖する恐れがあり、注意が必要です。

参考:アース製薬公式HP「触れたら数時間後に水ぶくれの症状?やけど虫に御用心!

ウジ虫

ウジ虫はハエの幼虫で白い小さな芋虫のような形をしています。通常ウジ虫を家の中で見かけることはほとんどありません。

実際、家の中でハエは見たことはあるけど、ウジ虫は見たことはないという方は多いでしょう。そのため、ウジ虫が大量に発生している場合は既に衛生環境がかなり悪化しているケースが多く注意が必要です

ウジ虫は卵から産まれた時は1mmほどですが3日程度で1cmほどに成長し、卵から2週間程度で成虫になります。成長速度が早いうえに繁殖力がとても強い虫です。

例えば、家の中によくわく「イエバエ」の場合、3~4日間隔で産卵し一生で500個ほどの卵を産みます。そして、その卵がまた2週間ほどで成虫になり産卵するのです。

ウジ虫を放置しておくと、ハエは短期間で大量に増えてしまい急激に衛生環境が悪化し、感染症などにかかるリスクもあります。ゴミ屋敷にはハエの産卵場所やウジ虫のエサとなる生ゴミが多いため、特に注意してください。

紙魚(シミ)

紙魚(シミ)は1cmほどの銀色のうろこのようなもので覆われている虫です。形はフナムシに似ています。

銀色に光って見えることから、「雲母虫(きららむし)」などとも呼ばれており、欧米ではシルバーフィッシュという名前がつけられている虫です。見た目の気持ち悪さとくねくねと素早く動く姿に嫌悪感を持つ人が多くいます。

ただ、人を刺したり毒があったりといった直接的な危害を加えることはありません。紙魚という名前の通り「紙」を好んで食べます。

そのため、本や新聞、段ボールなどが放置されているゴミ屋敷で見かけることが多い虫です。紙魚の寿命は7~8年と虫の中では長く、さらに1年以上エサを食べなくても生きられます。

ですので、一度わくと完全に駆除しない限り、その後も長期間家の中に居続ける虫です。また、紙魚は湿度が高いジメジメした環境を好みますが、そのような環境は不衛生な状態になっていることが多いため、紙魚を家の中で見つけた時は衛生環境にも注意してください。

参考:アース製薬公式HP「奇妙に素早く動く銀色の虫、紙魚(シミ)はどこからやってくる?

アシダカグモ

アシダカグモは脚が長く、脚を広げると10cm以上にもなる大型のクモです。大人の手のひらほどの大きさになりますので、家の中で見かけると驚く人が多いでしょう。

外でもあまり見ない大きさのクモですので、不安を感じる人も多いでしょうが、人間に危害を与えることはありませんので安心してください。アシダカグモは害虫ではなく、むしろ人間にとって利益となる「益虫」として知られています。

アシダカグモが益虫と呼ばれる理由は、家の中にいるゴキブリやハエなどの害虫を食べてくれるからです。アシダカグモは一般的にイメージされる網状のクモの巣を作りません。

徘徊してエサを探す徘徊性のクモです。捕食能力が高いうえに食欲旺盛なため、アシダカグモが1匹いると半年ほどでゴキブリが全滅するとも言われています。

人間に害を与えることなく、人間に害がある虫を食べてくれるため益虫と呼ばれているわけです。ただ、害がなかったとしても見た目と大きさから嫌悪感を抱く人は多いでしょう。

また、アシダカグモがいるということはエサであるゴキブリなどの害虫が家の中にいるということですので、気を付ける必要があります。

害虫は3種類に分けられる

ここまで、ゴミ屋敷にわくことの多い8種類の虫を紹介しました。

それぞれの虫の特徴や注意点を解説しましたが、人間にとって害のある虫は次の3種類に分けることができます。

・不快害虫

・衛生害虫

・経済害虫

続いて、これらの3種類の害虫が人間にどういった害をもたらすのかを説明します。

不快害虫

不快害虫は毒を持っていたり刺したりすることはなく、直接的に人間に危害を与えることはありません。

ただ、見た目や動きなどの気持ち悪さから人に不快感を与えます。不快害虫の代表的な虫はクモやヤスデ、ゲジゲジなどです。

実害はありませんが見かけると人の気分を害する虫であり、心理的な害がある虫だと言えるでしょう。ですので、本記事で益虫として紹介したゴキブリなどの害虫を食べるアシダカグモも、見た人が不快に感じれば不快害虫となります。

不快害虫は人を不快にさせるかどうかで決まりますので、人によってどの虫が不快害虫になるのか違う点が特徴です。

実害はありませんので、不快害虫を過度に警戒する必要はありません。ただ、心理的に害を与えることは事実ですので、精神的なストレスになるのであれば、駆除した方がよいでしょう。

衛生害虫

衛生害虫は衛生面で人間に害を与える虫のことです。病原菌やウイルスを運び、食中毒を引き起こしたり、感染病の原因になったりします

衛生害虫の体に付着した病原菌やウイルスが、虫が動き回ることで食材につけば食中毒の原因になりますし、直接人間の体内に入れば病気を引き起こすため注意が必要です。

衛生害虫は菌やウイルスが発生しやすいジメジメしている不衛生な環境を好みます。例えば、排水溝やトイレといった場所です。

不衛生な環境で生息しているため、体には雑菌をまとっています。そのような状態で動き回り、出しっぱなしになっている食料品や食器などに接触し、菌が付着したものを人が食べたり、手で触れることで感染症を引き起こすのです。

また、衛生面で害を与える虫だけでなく、ハチなどの人を刺すことで直接的に危害を与える虫も衛生害虫に分類されます。具体的にはカ、ハエ、ダニ、ハチなどが衛生害虫です。

経済害虫

経済害虫とは食料品や家財などに害を与える虫のことです。経済的な被害を及ぼすため経済害虫と呼ばれています。

飲食店に置かれている食品を虫が食べれば、洗って使うということはできず捨てざるを得ません。また、電化製品などに入り込んで故障の原因となることもあります。

このように経済害虫は人間を刺したり病気を運んだり、直接的に危害を与えるわけではありませんが、経済的な損失を招く虫です。害を与える対象によってさらに細分化でき、例えば農作物を荒らす虫は「農業害虫」、食品を荒らす虫は「食品害虫」などと呼ばれます。

シロアリも代表的な経済害虫であり、家の柱や土台を食べて大きな被害を与えることがありますので注意してください。そのほか、コクゾウムシやアブラムシも経済害虫として知られています。

ちなみにゴキブリは不快害虫、衛生害虫、経済害虫のすべてに該当する虫です。人に不快感を与えるうえ病原菌を運ぶ危険な虫でもあり、食品などを荒らして経済的な損失を与えることもあり、大量に発生している場合は迅速な対処が必要になります。

害虫を放置するリスク

たかが虫だと考えて害虫を放置することは危険です。

ゴミ屋敷のような大量に害虫がわきかねない環境で害虫を放置していると、病気にかかったり、家に住めなくなるなど取り返しのつかない事態になるかもしれません。ここでは、害虫を放置するリスクを解説します。

感染症による健康被害

虫を見たり触ったりするのが平気な人であれば、家の中に害虫がいてもハチなどのように直接的な危害を与えそうな虫でなければそれほど気にしないかもしれません。

ですが、本記事で紹介したゴミ屋敷にわく虫の中には健康被害を与える虫もいます。虫が様々な病原菌やウイルスを運び、それに人が接触することで命に関わる病気に感染することもあるのです

例えば、ハエやゴキブリなどは大腸菌、黄色ブドウ球菌、サルモネラ菌、赤痢菌、腸炎菌、ピロリ菌、O-157などの病原菌を媒介します。排水口など雑菌が多い場所で生息しているハエやゴキブリなどの体には多数の病原菌が付着していますので、たかが虫だと放置するのは危険です。

大量に害虫がわいている場合はそれだけ感染症にかかるリスクも高まります。O-157など食中毒で死亡する例も多いので、注意してください。

特にゴミ屋敷に住んでいる人は一人暮らしのケースが多く、感染症で動けなくなったとしても誰も気付かないかもしれません。適切な治療が受けられなければ、重症化するリスクが高まりますので特に注意が必要です。

近隣トラブルに繋がる

害虫がわいて問題になるのは、発生源となった家だけではありません。ゴミ屋敷にわいた虫を放置していると近隣トラブルに繋がる可能性があります

一般家庭で虫がわいたといっても周囲への影響をそれほど考える必要はありませんが、ゴミ屋敷となると話は別です。ゴミ屋敷には虫のエサとなる食べかすやゴミがたくさんあり、そのうえ物で溢れかえっているため、害虫が好む暗くてジメジメした環境がそこら中にあります。

ゴミ屋敷の環境は害虫からすれば天国と言えるでしょう。当然ながらそのような環境では、害虫はエサと住処に困らすどんどん繁殖していきます。

そうして数が増えれば、やがてゴミ屋敷の外に出ていく虫も出てくるでしょう。近くに大量に害虫がわく発生源があれば、いくら家の中をきれいにしていても虫は侵入してきます。

近隣の住宅に虫が発生するようになれば、害虫の発生源であるゴミ屋敷の住人に苦情を言うこともあるでしょう。実際に害虫が原因で近隣トラブルになることは多いです。

賃貸物件の場合は退去を求められる場合も

害虫を放置していると、賃貸物件の場合は退去を求められる場合もあります。長年同じ家に住んでいると「自分の家」という感覚になりますが、賃貸物件の場合はあくまでも持ち主は大家さんです。

大家さんからすると、当然ながら自分の物件に害虫が大量にわくことは避けたいでしょう。

近隣から苦情が来ることもあるでしょうし、マンションなら他の部屋の入居者が減ってしまい家賃収入が減るかもしれません。

ですので、害虫を放置しているといくら家賃をちゃんと支払っていたとしても、大家さんから退去を求められる可能性があります。もし退去することになれば、引っ越し費用やゴミ屋敷の片付け費用、引っ越し先の敷金・礼金の支払いなど多額の出費が必要です

また、害虫が発生したことで部屋が経年劣化を超える範囲で汚れていたり、破損していたりした場合は高額な原状復帰費用を請求されることになります。害虫を放置することは金銭的にも大きなリスクがありますので気を付けてください。

ゴミ屋敷にわいた害虫の対策

害虫を放置すると健康面や金銭面など多くのリスクがあることは説明しました。

害虫による被害を大きくしないためには早めの対策が重要です。ここでは、ゴミ屋敷にわいた害虫の対策の具体的な方法を解説します。

市販の殺虫剤を使い自力で駆除する

虫の種類や量によっては市販の殺虫剤を使って自力での駆除が可能です。

ただし、ゴミ屋敷の場合は殺虫剤を買ってきてすぐに駆除を始めるというわけにはいきません。害虫の駆除の前にまずは部屋の片付けが必要です

部屋がゴミだらけだと自由に動くことができず害虫を駆除しにくいですし、殺虫剤をまいてもゴミが邪魔になり効き目が十分に発揮できません。

使用する殺虫剤も何でもいいわけではありません。殺虫剤の効能には効き目のある害虫が記載されていますので、自分の家にいる虫に効く殺虫剤を用意しましょう。

一般的なスプレータイプのほかに、置き型の煙で虫を駆除するくん煙タイプの殺虫剤もありますので検討してみてください。くん煙タイプの殺虫剤は家電や精密機器、火災報知器などに影響を与えないように注意が必要です。

ゴミ屋敷の場合は見えない場所にも虫がわいている可能性が高いので、殺虫剤は多めに用意することをおすすめします。また、通常よりも殺虫剤を多く使うことになると思いますので、吸い込み過ぎないようにマスクをして、殺虫剤を使用した後は換気してください。

専門業者に駆除を依頼する

大量に虫が発生している場合や市販の殺虫剤で駆除できない場合は、専門業者に依頼することをおすすめします。

害虫駆除業者であれば、市販品よりも強力な薬剤を使い徹底的に害虫を駆除することが可能です。また、虫が苦手な人も無理をせずにはじめから業者に依頼した方がよいでしょう。

ゴミ屋敷の虫を駆除する際には、大量の虫を見ることになりますし、殺虫剤で駆除した後は虫の死骸を処分する必要があります。苦手な虫を見ても冷静に対処できるか、駆除した後の処分もできるのか、ということをイメージして、無理そうであれば業者に依頼することをおすすめします。

さらに衛生害虫と経済害虫の両方が多数発生している場合は、人体や家・家財に悪影響があるリスクが高いです。そのような場合も、自力で駆除せずに、適切な薬剤で駆除してくれる経験豊富な業者へ依頼した方がよいでしょう。

また、ゴミ屋敷片付け業者の中には害虫駆除をオプションで用意している業者もあります。ゴミ屋敷の片付けと合わせて害虫駆除もできるため、ゴミ屋敷の片付けにもお困りの場合はそういった業者へ依頼するのがおすすめです。

ゴミ屋敷を片付けなければ害虫は消えない

ここまで、ゴミ屋敷の出てくる虫とそのリスク、対処法などを紹介しました。

本記事で紹介したやり方を実践すれば、ゴミ屋敷の害虫を駆除することは可能です。ただ、害虫を駆除しても、発生原因であるゴミ屋敷を解消しなければ、時間が経つと再び大量の虫が発生するでしょう。

ゴミ屋敷は虫にとって豊富なエサと絶好の隠れ家がある理想の環境です。そのため、一度虫を駆除しても部屋がゴミだらけである限り害虫は寄ってきてしまいます

一時的ではなく害虫がずっと発生しないようにするには、家の中を清潔な状態で保ち、外部から害虫が侵入しないようにすることが不可欠です。

生ゴミや食べかす、ほこりなど虫のエサとなるものを残さないようにしましょう。そして、定期的な換気と物の整理整頓を徹底して、虫のエサや虫が好む暗いジメジメした場所を無くせば、虫がわくことも格段に減るでしょう。

外部からの虫の侵入を防ぐにはなるべく隙間を無くすことが効果的です。特にエアコンの配管やホースの隙間から虫が侵入することは多いので、市販のパテやキャップなどを使って隙間を埋めましょう。

また、設置式の殺虫剤や虫が寄り付かなくなる害虫予防スプレーなどもありますので、活用してください。

ゴミ屋敷の虫でお悩みの人はえびす堂に相談を

ゴミ屋敷と害虫は切っても切れない関係です。

実際にほとんどのゴミ屋敷には害虫がわいています。そして、本記事で説明したように害虫には健康被害や家・家財を破損させるリスクがあり、大量の害虫が発生している場合は早急な対処が必要です。

ただ、ゴミ屋敷を片付けるだけでも大変なのに虫の駆除まで自力で行うのは簡単なことではありません。ゴミ屋敷と害虫でお困りの場合は、ぜひ一度わたしたち「えびす堂」にご相談ください。

相談や見積りは無料ですし、見積りだけでも構いません。お急ぎの場合は最短即日で対応しています。また、料金の分割払いにも対応していますので、まとまった費用がなくても安心してください。

お客様の状況に応じて、経験豊富なスタッフが適切なプランを提案させて頂きます。お問い合わせは以下のリンクより年中無休365日受け付けています。

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この記事の執筆者

髙田 了輔(たかだ りょうすけ)

株式会社えびす堂 代表取締役。2015年の創業以来、大阪・堺を中心とした関西エリアでゴミ屋敷清掃、遺品整理、不用品回収などの事業に取り組む。モットーは『人と地域社会に笑顔を』。過去の実績数は3,000件以上、リピーターのお客様も数多く、地域に密着して信頼できるサービスを提供している。

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